Crafting Japan CRASUS
CRASUS

より上質な生き方を、
地球サイズでクリエーションする。

CRASUSクラス

ここ数年、多様性という言葉をよく耳にするようになりました。しかし多様性は最近の現象ではありません。この地球(宇宙)は実に多様性に満ちています。見渡して見れば実に豊かな種がハーモニーを奏でるように共鳴しています。そして、さらにそれぞれ私たち個人も同じです。

例えば、数千年生きた樹木、大陸に水をたたえて流れる大河、それらは一見何も変わらないように見えていても、実は毎日変化し、構成する物質すら変化しています。わたしたちも人の体も、日々細胞は生まれ変わり変化を続け、昨日とは科学的には違う細胞で構成されています。それらを変わらないようにつなぎとめているのは、フィロソフィーのような魂のようなものなのかもしれません。もしかしたら、伝統とはそういった物なのではないかと思います。日々職人たちは、時代に則したより良いものを、消費者の需要にあわせ、素材・価格・時代の流れ・デザインを考え、先人の残した魂や教訓を引き継ぎ、その足跡の長さが積み重なり、伝統工芸となっていたのではないでしょうか。

私たちが提案するCRASUSは、先人より受け継いだ魂を繋ぎ、「今」を反映した新しいクリエーションを提案していきます。多様性を携え、1000年先に繋がるように、生産・素材・クリエーションの新しいハーモニーを過去から受け継いだ伝統と繋ぎ、地球圏の環境を考えながら発信する多次元的なクリエーションです。

CRASUSの想い

CRASUS の名前は、Crafting + Sustainable から作られた造語で、地球との共生を目的として サスティナブルに “暮らす ”を実現する取り組みです。日本人が先人より受け継いできた技術と美意識、そこに潜む思いを大切にしながら、 “今” 求められている新しい感覚や未来を見据えたサスティナブルな考え方を反映したものづくりに挑戦しているプロダクトや取り組みの提案・紹介・販売を行っています。 CRASUS が提案する生活スタイルを「CRASUS 1st」と位置付け、 衣・食・住、全てにおいて新しい生き方を提案します。

「CRASUS 1st」の生活では、過去ゴミといわれたり、廃棄物と言われる概念はありません。ある芸術家が「生きることそれすなわちクリエーションである」と発言したように、私たちが生み出したものは全てクリエーションです。すべてに敬意をはらい、大切な資源と考えます。 しかしこの考え方は新しいものではありません。産業革命後、物が溢れ、資本と化学にふりまわされ、 忘れてしまった考え方ともいえます。

CRASUSが提案するのは、時間やさまざまなボーダーを飛び越えて実に本質的・根源的で、 多様性をもつ、新しい暮らし方です。エシカル(倫理的)だけでなく、エステティック(美意識)で、イデショナル(観念的)な捉え方なのかもしれません。